スコアをつけていると、「えっ、そんなことある!?」と焦る場面に出会います。
少年野球は、高校野球やプロ野球と違って、選手の交代が多かったり、思ってもいないことが起こったりします。私も、何度も焦りました。
でも、「こういうことが起こる」と知っていれば、イレギュラーなことが起きても、冷静に対処できます。
今回は、私が実際に困った場面と、そのときの考え方をまとめました。
スコアの基本は、スコアブックの書き方|基本編、細かい記号は応用編でまとめています。
まず覚えておきたい3つの心得
- その場で完璧に書こうとしない
- 分からないところは空けておいて、次のプレーを優先する
- 余白に一言メモを残して、試合の後で確認する
スコアは、試験ではありません。後から見て、試合が分かればOKです。この3つを知っているだけで、気持ちがぐっと楽になります。
困った場面① 選手の交代で、ポジションと番号、選手の背番号で混乱する
少年野球では、選手の交代がたくさんあります。交代があると、主審が、どこが交代したかを教えに来てくれることが多いです。
ここで、私が混乱したのが、伝え方が2パターンあることでした。
| 教え方 | 例 |
|---|---|
| ポジションの番号 | 「1が6、6が1」 |
| ポジションの名前 | 「ピッチャーがショート、ショートがピッチャー」 |
どちらも、同じ意味です。番号は、スコアの守備位置番号(1=ピッチャー、6=ショート…)のことです。
| 番号 | ポジション |
|---|---|
| 1 | ピッチャー |
| 2 | キャッチャー |
| 3 | ファースト |
| 4 | セカンド |
| 5 | サード |
| 6 | ショート |
| 7 | レフト |
| 8 | センター |
| 9 | ライト |
書き始めた頃は、ポジションで言われると、頭の中で変換が追いつかないことがあります。
そこに選手交代で、選手の背番号が入ってくると、頭の中がごちゃごちゃになります(笑)
それから、主審が交代を伝えに来たときは、スコアブックにきちんと書かず、余白にメモをしておきます。

端っこに、守備位置の変更を走り書きでメモしておいて、落ち着いたときに、スコアブックに書き写します。
その場で書こうとすると、次のプレーを見逃してしまいます。
交代の書き方(代打・代走・投手交代・守備交代)は、応用編②で、図つきで説明しています。
困った場面② 打順がずれた!(自分のミス)
これは、私が一番焦った場面です。
自分は3番目の子を書いているのに、背番号を見ると、4番目の子が打席に立っていることがありました(笑)
投球カウントも変わっているし、どの場面で次の打者に変わったのか分からなくなって、頭が真っ白になり、全く書けなくなるのです。
そんなときの対処法
- 焦らず、今、打席に立っている子の欄に移る
- ズレていた部分は、空けておく(今のプレーを書くことを優先)
- 試合の後で、自分の子ども、コーチ、他の保護者に聞いて、埋める
毎回、打席に立っている子と打順表と見比べていれば間違えることはないのですが・・・
私は、毎回は見比べられません。バッターによっては、背番号が見えないからです。
たまに、打席に立っている子の番号と、スコアブックの打順を確認します。
見比べておくと、ズレにくいです。
ズレた部分は、完璧に埋められなくても、試合の流れが分かれば十分です。
困った場面③ チームが打順を間違えて打席に立った
「②」は、スコアをつけている自分のミスでした。こちらは、チームが、打順を間違えて打席に立った場合です。野球では、「不正位打者(打順を間違えた打者)」と呼ばれます。
公認野球規則では、次のように扱われます。
- 守備側が、「次の投球の前(またはプレーが始まる前)」にアピールした場合:本来打つはずだった子が、アウトになります。打順を間違えた子の打撃の結果(ヒット、進塁、得点)は、取り消されます。
- アピールがないまま、次の投球があった場合:打った子が、正しい打順の子として扱われて、試合はそのまま続きます。
- 打ち終わる前に気づいた場合:本来の打者が、交代して打席に立ちます。そのとき、それまでのボールとストライクのカウントを、引き継ぎます。
アピールできるのは、守備側です。スコアをつけている側は、慌てて判断しなくて大丈夫。
審判の判定が出てから、その結果を書けば大丈夫です。
判定が分からないときは、空けておいて、試合の後で確認しましょう。
※学童野球(全軟連)の大会も、基本は公認野球規則です。ただ、学童部だけの特別な決まりや、地域の大会ごとの規定があるため、扱いが違う場合があります。その場では、審判さんの判定に従ってください。
打順のことは、打順の決まり方の記事でも、まとめています。
困った場面④ 分からない(覚えていない)記号が出てきた
走塁妨害や守備妨害のようなあまり出てこない記号は、私もよく忘れます。
「スコアを書かないと!」と思っているうちに、次のプレーが始まっています。
そんなときは、その欄を空けておいて、次のプレーを優先します。試合の合間や終わってから、落ち着いて調べて、書き足せば大丈夫です。
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※ご家庭・チーム内での印刷は自由にどうぞ。無断転載・販売はご遠慮ください。
まとめ|イレギュラーに強くなる、4つのポイント
- 完璧を目指さない(後から見て、試合が分かればOK)
- 分からないところは、空けておく
- 余白に、一言メモを残す
- 試合の後で、子どもやコーチ、保護者に聞いて、確認する
イレギュラーなことが起こると、焦ります。でも、「こういうことも起こる」と知っておくだけで、冷静に対処できます。
スコアブックは、完璧に書くためのものではなく、子どもの試合を思い出すための記録です。気楽に、続けていきましょう。
少年野球のルール・ポジション解説まとめ(こちら)から、ほかの記事もチェックできます。
※この記事は少年野球を応援する母の目線から書いたものです。野球に詳しい方の理解と違う場合があります。
また、大会・チームによってルールが異なる場合があります。


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