【少年野球の試合での親の応援マナー】親が知っておきたい基本のマナーと心構え

少年野球

はじめに|「応援ってどうしたらいいの?」最初は誰でも戸惑います

わが家は小学6年生と4年生の息子が、小学2年生のころからスポーツ少年団(スポ少)で野球を始めました。

少年野球でも、公式戦や練習試合などが行われます。
試合の応援に行くのも親の大切な役割。

初めて試合を観に行く方は
「どう応援すればいいの?」
「何か気を付けることはある?」
と不安になるかもしれません。

この記事では、これから少年野球を応援していくママ・パパに向けて、知っておきたい応援のマナーや心構えを5つに絞ってご紹介します。

親の応援は、子どもにとって大きな励みになります。一緒に楽しく、気持ちよく応援していきましょう!

①チーム全体を応援を応援しよう!親もチームの一員です

試合では、ついわが子のプレーにばかり目が行きがちですが、試合はチームプレー。チームの仲間全体を応援することが大切です。

例えば、

  • 仲間のナイスプレーに拍手する
  • ミスした子に「次がんばろう!」「ナイスチャレンジ」と声かけをする
  • ベンチの雰囲気をポジティブに!

親のポジティブ応援は、全体の雰囲気も良くなります。
時々、わが子の活躍など自慢する親御さんもいますが、まわりの保護者は少し気を使ってしまいます。
みんなでいい雰囲気をつくれるよう、親も「チームの一員」の意識を持つといいですね。

②【相手のチームへの配慮も大切に】勝っても負けても気持ちよく

少年野球は、相手チームがあってこそ成り立つスポーツです。
時には、子どもが「相手が足を引っかけてきた」「声かけが腹が立つ」ということもあります。

でも、そんな時でも大人が相手のチームの事を批判するような発言は絶対にNGです

スポーツは正々堂々と!という気持ちが大事です。

勝ちたい気持ちがお互いにありますが、相手を批判したからと言って勝てるわけではないですよね。
お互いに気持ちよく試合が出来るように配慮していきます。

試合前にすれ違ったときは、「こんにちは」とあいさつをすれば、お互い気持ち良く試合ができると思います。

  • 相手保護者にすれ違ったら、軽くでも「あいさつ」をする
  • 相手チームのいいプレーにも好感をもつ
  • 批判的な声かけはしない

子ども達は大人の姿勢をしっかり見ています。親が気持ちのいい態度で接すれば、子どもたちも自然とそうなっていきますよ。

③【子どものミスを責めない】失敗から学ぶのが野球

試合で子どもがエラーをしたり、三振をしてしまうことも当然あります。
そんな時、「なんであれが取れなかったの?」や「しっかりバット振らないと!」なんて言いそうになることありませんか?

ミスをして一番悔しい思いをしているのは、子ども本人です。
本人はここから学んでくれます。

試合中や終わった直後に責められると、気持ちが沈み、自身をなくしてしまいます。

  • 「大丈夫!〇〇君ならできるよ!」
  • 「ナイスチャレンジ!」
  • 「最後までよく頑張ったよ!」

と声をかけてあげると、子どもは前向きな気持ちになり、次は頑張ろうと思えるのです。
ミスは成長のチャンス。親がどっしり構えて見守ることが、子どもにとって一番の支えになります。

④【監督やコーチへの感謝を忘れずに】少年野球は支え合いでできている

少年野球の監督やコーチは、ほとんどがボランティアで子ども達を指導してくれています。
自分の仕事や家庭がある中で、貴重な時間を使って練習や試合に付き合ってくれています。


試合で、負けが続くと
「なんで、うちの子を試合に出してくれないの?」
「あの指導ってどうなの?」
と監督やコーチを批判している保護者もいますが、それはチーム全体の空気を悪くする原因になります。

スポ少は、限られた人数の中でチーム内を采配していかないといけません。
指導の方針に違和感があっても、「見守る・理解する」ことが大切です。

  • 練習や試合に協力してくれることに感謝する
  • 試合の采配は任せて、親は応援に専念する
  • 悩みがあれば陰口ではなく、監督やコーチに相談する

監督やコーチにとっても、親の応援や協力が支えになります。
子ども達のために、「チームで育てる」という意識を親も持っていきたいですね。

⑤応援もマナー次第で「いい空気」に変わる!

試合を観戦していると、つい親の応援も必死になってしまうときがあります。
でも、応援の言葉ひとつで、子どもたちやチーム全体の雰囲気が悪くなるのは、とてももったいないです。

子どもがミスをしたときには励ましの言葉を、ナイスプレーにはしっかりと褒める。
そして、チーム全体が前向きになれるような応援を心がけていきたいですね。

親もチームの一員です。
チーム全体の雰囲気がよくなるように、親も子ども達の気持ちがプラスになるよう、温かく応援していきましょうね!

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