少年野球の試合を見ていると、「タッチアップやろ~」と聞こえてきたけど・・・「タッチアップ?」
野球未経験の母としては、試合中のルールに戸惑うこともよくあります。
でも、大丈夫!少しずつ覚えていけば、もっと楽しく試合を見られるようになります。
今回は「タッチアップ」について、初心者の目線で分かりやすく解説してみます!
【基本ルール】タッチアップとは?初心者ママ向けに解説!
タッチアップとは、「フライが捕られたあとにランナーが塁からスタートして進む」プレーのことです。
重要なポイントは、「打球が捕らえられてから走ること」
早く走り出してしまうとアウトになります。
バッターがフライを打ったあとは、

ほかの塁にいたランナーは走っていいんじゃないの?
と思いますが、
外野手がボールを落とした場合は自由に走れますが、フライをキャッチする可能性が高いときは、元にいたベースを踏んでおく必要があります。
キャッチする前に、次の塁に走ろうとしていたとしても、元のベースに戻らないといけません。
【状況①】3塁ランナーは走る?ノーアウトor1アウトのとき
例えば、3塁ランナーがいて、1アウト。
打球が外野に上がり、フライが捕られたら・・・?
このとき、3塁ランナーは「ボールが捕られてから」ホームベースへ走ってOK!
うまく決まれば得点が入ります!
タッチアップの成功です。

【状況②】ランナーが2・3塁のときは?ノーアウトor1アウト
タッチアップにランナー制限はありません。
この場合、ライト方向に飛距離のあるフライが飛べば、2塁、3塁ベースのランナーは進塁の成功率があがります。
成功すれば、1点入り、2塁ベースにいたランナーは3塁ベースにいるので有利になります。

【状況③】2アウトでタッチアップしても大丈夫?
ツーアウトの場合は、タッチアップできません。
外野手にフライをキャッチされた時点で3アウトでチェンジとなります。
タッチアップの注意点

基本的なこと
各ランナーは元の塁を踏んでいる
必ずキャッチした瞬間に進塁する
それをふまえた上で、
・外野手の肩がとても強く送球力も鋭く正確
・ランナーの走りが遅い
・外野フライでも飛距離がない
このような場合は、アウトになる可能性があります。
【おさらい】試合中も落ち着ける!タッチアップの理解で母も成長!
場面 | ランナーの動き | ポイント・注意点 |
---|---|---|
フライが打ち上る | ベースに戻って足をつけて待つ | ランナーはすぐに進まず、ベース上で待機する必要がある |
守備がボールをキャッチした | スタートして次の塁へ走る | この瞬間が「タッチアップOK」の合図 |
ボールがホームや中継に送られる | 本塁や次の塁を目指す | 走るかどうかの判断は、守備の肩の強さや距離感で決める |
2アウトのとき | フライが落ちる可能性もあるので走る準備はしておく | フライをキャッチされた時点でチェンジ |
タッチアップは少年野球でもよく行われるプレーです。
少しずつルールが分かるようになると、試合観戦がもっと面白くなります。
今回の「タッチアップ」も、これでバッチリ!
他のルールも一緒に覚えていきましょうね(^^♪
※このブログは少年野球を応援する母の目線から書いたものです。野球に詳しい方の理解と違う場合があります。