【少年野球】ショートの守備ってどんな動き?初心者ママ向けにやさしく解説!

少年野球

少年野球では練習だけでなく、試合もすることになりますね。

そして、その試合でわが子がショートを守ることになった。

うちの子、試合でショートに選ばれたけど・・・
ショートってどんな役割があるの?
動き方が全然わからない・・・


そんな野球未経験の母へ向けて、少年野球における『ショート』の守備について、やさしく解説します!

ショートは「内野の要(かなめ)」とも呼ばれる、チームの中でも重要なポジション
守備の中心として広い守備範囲をカバーし、正確な送球や素早い判断力が求められます。

わが子がショートに選ばれたら、誇りを持って応援してあげてくださいね^^

ショートってどこを守るの?

ショートは、二塁と三塁の間、内野の中でもセンター寄りの位置を守ります。

バッターにより、立ち位置を変えながら守備をします。

  • 右バッター:三塁ベースより
  • 左バッター:二塁ベースより

ショートの守備範囲と役割

ショートの守備範囲はとにかく広い!

  • ピッチャー後方
  • 三塁ベース後方
  • 二塁ベース
  • センター前からレフト前

このように広範囲の守備をするポジションなので動き回らなければいけません。

そのため、

  • 内野ゴロやフライ
  • センター前ヒット
  • 三塁・二塁のカバー

とあらゆる場面で活躍するポジションです。

ショートに求められる能力

1.強い肩と正確な送球

ショートはバッターや一塁ベースから離れた場所を守っているので、必然的に送球距離が長くなり、バッター走者をアウトにする時間的余裕が少ないポジションです。

そのため、送球に力とスピードが必要です。
大勢が崩れたとしても、ファーストまで確実に送球できる肩の強さが必要になってきます。

2.持久力・俊敏さ

広い守備範囲をカバーするため、常に動き続ける体力が不可欠。
走力や瞬発力も求められます。

3.グローブさばきと判断力

  • 難しいバウンドや強い打球
  • フライの処理
  • ゴロ処理から送球まで

正確な捕球技術と判断力が必要です。
全てを素早くこなさなければなりません。

4.カバーリングと中継の意識

他の選手が飛び出したときのベースカバーや、外野からの返球を中継する動きも重要になってきます。
守備のつなぎ役として、全体の動きを見ながらプレーします。

ショートの役割

1.難しい打球への対応

ショートには、三塁との間、二塁との間など、「誰が捕る?」という打球が飛んできます。
こういったプレーに素早く反応し、積極的にキャッチできるかが大切です。

2.盗塁対応

【ランナーが1塁】
盗塁が行われた場合、キャッチャーが2塁ベースへ送球をします。

  • 左バッター:キャッチャーの二塁送球を受けるのはショート
少年野球 ショート守備

【ランナーが2塁】
2塁ランナーのリードを短くするため、ショートは2塁ベースの近くに位置取りします。

  • キャッチャーからの送球:すぐに2塁ベースに入る

3.けん制球の対応

【ランナーが2塁】
ショートはピッチャーからのけん制球も受けます。

少年野球 ショート 守備

4.外野への打球対応

レフトやセンター周辺に飛ぶような長打の場合は、ショートは外野から返球を受けるための「中継者」の役割も果たします。

ランナーがどのベースを走っているか確認しながら中継に入り、外野手からホームベースの直線上に入らないといけません。
そして、キャッチしたあとすぐにボールをどの場所に送球するのか判断する必要があります。

5.ダブルプレーのキーパーソン

高学年になってくるとダブルプレーを見れる事があります。

1塁にランナーがいる状況でゴロが飛んだとき:

  • セカンドが捕球
  • ショートが2塁でアウト
  • ファーストでアウト


この一連の流れが「ダブルプレー」。
ショートは二塁ベースに入って、スムーズに次のプレーへつなげます。

6.守備の中心としての声出し

ショートは、守備の中心として全体のバランスを見るポジションでもあるため、「前進守備!」「2塁カバー!」などの声だしも役割のひとつです。

野球の事をよく知っていないといけないですね。

まとめ|ショートは高い守備力が要求される

ショートは守備の要とも言える重要なポジションです。

  • 広い守備範囲
  • 素早い判断と動き
  • 正確な送球
  • カバー力と中継の動き
  • 守備のリーダーシップ

これらすべてが求められるからこそ、ショートに選ばれた子は「チームの信頼を得ている証」です。

総合的な力を持っている事が必要という事ですね^^

野球未経験の母でも、この記事を通じて「ショートってすごい!」と感じてもらえたらうれしいです。

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