我が家には小学6年生と4年生の息子がいて、2人とも2年生からおスポ少の野球部に所属しています。
子どもだちが頑張っている姿を見ると、親としても応援に熱が入りますよね。
でも野球未経験の私は、試合を見に行っても
「今のプレー、どうしてアウトになったの?」
「振り逃げ?なにそれ?」
と疑問だらけ。
今回は、そんな「振り逃げ」について、野球初心者のママたちにも分かりやすく解説します!
振り逃げってなに??
「振り逃げ」とは、バッターが三振したときに、キャッチャーがボールを捕球できなかった場合、バッターは1塁へ向かって走ることができます。
バッターは空振りだけでなく、見逃し三振でも「振り逃げ」が可能です。

バッターが空振りや見逃しをすれば、3アウトでチェンジになるんじゃないの?
「振り逃げ」のポイントは、「三振したときにキャッチャーがボールをしっかり捕球できたかどうか」という点です。
キャッチャーがワンバウンドしたり、捕球ミスがあった場合は、バッターは1塁へ向かって走ることができます。
なので、キャッチャーがボールをしっかり捕球していればアウトになります。
振り逃げができる条件
①1塁ランナーがいない場合
ノーアウトや1アウトの状況で、1塁にランナーがいない場合は、どのような状況でも「振り逃げ」が可能です。
ランナーが2塁、3塁にいる場合でも、1塁にさえランナーがいなければバッターは「振り逃げ」で走ることができます。
この時、バッターは
ボールより早く1塁ベースを踏まなければアウト。
ボールを持った守備にタッチされればアウト。
となります。

➁2アウトの場合
2アウトの場合では、無条件で「振り逃げ」が可能になります。
1塁にランナーがいても、満塁でも2アウトであれば、バッターは「振り逃げ」で1塁に向かって走ることができます。
この場合、塁にいる他のランナーも全員が進塁する必要があります。
守備側は、焦らず対応しないといけません。

【おさらい】振り逃げの条件を図で解説!
状況 | 1塁ランナーあり | 振り逃げできる? | 解説 |
---|---|---|---|
ノーアウト・ 1アウト | いる | できない | キャッチャーが落としてもアウト |
ノーアウト・ 1アウト | いない | できる | 1塁が空いているから走れる |
2アウト | いる | できる | 2アウトはランナーがいても走れる |
2アウト | いない | できる | 1塁が空いているから走れる |
まとめ
「振り逃げ」は、少年野球の試合でもよく見られるプレーです。
キャッチャーやピッチャーが上手く投げれなかったり、捕球できなかったりでよく起こるシーンでもあります。
そして、子どもたち自身も「振り逃げ」を分かっていないと、打てなくて三振と思いベンチに帰ろうとしたりします(笑)
「振り逃げ」で、コーチたちは必死に「振り逃げー!!」って言っててもバッターはよく分からず、ポカンとした顔をしていたり、キャッチャーもコーチに言われてバッターにタッチした!ということもありました。
でも、今回で「振り逃げ」のルールが理解できましたね♪
少しずつルールを覚えていくと、試合を見ていても状況が分かるので、さらに応援に熱が入りそうですね^^
※このブログは少年野球を応援する母の目線から書いたものです。野球に詳しい方の理解と違う場合があります。