【少年野球】バッターの打順にはどんな役割があるの?

少年野球

少年野球は9人が試合に出場して戦っていきます。

監督が試合の度に打順を決めているけど、

どんな選手が何番バッターに向いているの?

と思った事がありました。

少年野球なので、高校野球やプロ野球の打順の意味合いとは違いますが、
知らなかったお母さんたちが、
なるほど!
と思ってもらえるように分かりやすく解説していきます。

1番バッターに向いている選手

1番バッターはとにかく出塁することが重要なので、出塁率の高い選手が選ばれます。

出塁後には盗塁を成功させて、次の2番バッターにチャンスを作るため足の速さも求められます。

選球眼が必要で、追い込まれても簡単にバットを振らず、粘り強い精神的な強さが必要です。

2番バッターに向いている選手

バントや流し打ちなど、小技が得意でランナーを進める役割を果たせる選手が起用されます。

※流し打ち・・・右打者はライト方面、左打者はレフト方面に打つこと。

1番バッターが出塁できなかった場合、自らが出塁してチャンスを作る立場となります。

3番バッターに向いている選手

チーム内でも中心打者になってきます。

チャンスを活かして得点をあげる役割が期待されます。
そのため、一番ヒットを打つ確率の高い打者が選ばれることが多く、高い打撃力が必要です。

次の4番バッターに繋げることが重要です。

4番バッターに向いている選手

一番多くチャンスが回ってくるため、チーム内でもパワーヒッターが選ばれます。

長打力があり、ホームランを打てる選手が理想です。

接戦の場面では、プレッシャーに負けない精神力が必要です。

子供達の憧れの打順ですね^^

5番バッターに向いている選手

4番打者に次ぐパワーヒッターの事が多いです。

4番打者に続き、得点を得られるチャンスを持つため、安定した打撃力のある選手が必要です。

6番バッターに向いている選手

クリーンナップの後に回ってくることが多いため、次の得点に繋げられる勝負強さが求められます。
※クリーンナップ・・・塁にいるランナーを一掃してホームに帰こと

少年野球は時間制限が多いため、前半のイニングが重要です。
1回が無得点だった場合、2回に得点をあげる必要があるため打撃率の高さを求められます。

7・8番バッターに向いている選手

7・8番は、打撃に関しては苦手な子が起用されることが多いです。
バントなど、小技の出来る技術が求められます。

長打力は重視されませんが、チャンスに強い選手が望ましいです。

試合デビューの子も、7・8番の打順に入る事が多いです^^

9番バッターに向いている選手

バントやヒットエンドランなど、小技が得意な選手が起用されます。
※ヒットエンドラン・・・ピッチャーの投球と同時に走者は次塁に走り、打者はその球を必ず打つ攻撃法。

出塁率も高い事が重要で、上位打線にチャンスをつなぐ役割を果たすことが必要です。

まとめ

少年野球では1番~5番までの打順がとても重要です。
5番バッターまでは特に上手な選手をおいてきます。

後半のバッターでも、よく打つ選手が出てきた場合、
強いチームということになりますね。

少年野球では試合に時間制限があったり、イニング数が短いため
前半にどれだけ得点が取れるかが重要になってきます。

※この記事は少年野球を応援する母の目線から書いたものです。
野球に詳しい方の理解と違う場合があります。

タイトルとURLをコピーしました