【少年野球】バット選びに迷ったらコレ!サイズ・重さ・素材の選び方をやさしく解説

少年野球 バット選び方 少年野球

子供が野球を始めるとなったら、揃えないといけない物がたくさんありますね。
バット、グローブ、ユニフォームなど始めるときは出費が重なってしまいます。

お財布には痛手・・・
なので、購入するからには失敗したくないですよね。

私も、初めてバットを購入したときは、野球のことも分からず、店員さんすすめられて買いましたが、「本当にこれでいいのかな?」と不安になりました。

今回は「どんなバットを選んでいいか分からない」という母に向けて、バットの選び方の基準をわかりやすく説明します。

少年野球の主なバットメーカーは?

  • アシックス(ASICS)
  • ミズノ(MIZUNO)
  • SSK
  • ゼット(ZETT)
  • ローリングス(Rawlings)
  • サクライ貿易        など

そもそも少年野球用バットってどんな種類があるの?

少年野球 バット選び方

少年野球で使うバットにはいくつか種類があります。
まずは基本の知識を押さえて、選びやすくしましょう。

軟式用?硬式用?少年野球では「軟式用」を選ぼう

少年野球で使うバットは主に「軟式用」と「硬式用」があります。
硬式用は中学生のクラブチーム、高校野球や大人の野球で使われるもので、素材や規格が違います。

バットの素材は?金属・木製・竹製・カーボン製・複合バットの特徴

金属製バット

少年野球 バット選び方
引用:ミズノ公式オンライン
小学生軟式用ウィルドライブ レッド×ヒッティングナビ トップ(金属製/74cm/平均460g)

丈夫で価格もお手頃。扱いやすさ重視で初心者に人気です。

金属製バットでも主に以下の2種類があります。

  • アルミ製・・・アルミ合金を素材とし、軽く振りやすく、値段もリーズナブル
  • ジュラルミン製・・・アルミ製より硬く耐久性が高いパワーが出せると飛距離も伸びやすくなる。

木製バット

少年野球 バット選び方
引用:ミズノ公式オンライン
小学生軟式用打撃可トレーニング プロフェッショナルW(木製/78cm/平均680g)

少年野球ではあまり使われませんが、練習用におススメ。

  • 他の素材より重く芯が細い
  • 芯をとらえて飛ばす練習したい子向き

竹製バット

少年野球 バット選び方
引用:Amazon
和牛JB トレーニング 竹バット 76cm 600g平均 リアルグリップ BPBW76

練習用に使われることが多い。

  • 木製バットより耐久性がある
  • ボールの芯をしっかり捉えないと飛距離が出ない
  • 芯を捉えているか判断しやすい

カーボン製バット

少年野球 バット選び方
引用:Amazon
ZETT 少年野球 軟式 バット MONSTER B.C. FRP製(カーボン+打撃部発泡ウレタン)
80cm 620g平均 ブラック(1900) 日本製 BCT70500
  • 飛距離やスイングスピードが出やすい
  • バットコントロールを高めたい
  • 価格が高め

複合バット

少年野球 バット選び方
引用:Amazon
ミズノ ビヨンドマックスレガシー 少年軟式 FRP製 トップバランス 78cm 80cm 1CJBY175
  • 芯にウレタンなどの柔らかい素材を使用
  • 芯に当たったときの反発力が高く飛距離が出る
  • 価格が高い

バット選びで失敗しない!3つのチェックポイント

少年野球バット選び
引用:Yahoo
MIZUNO少年軟式用FRP製バット ビヨンドマックスレガシー

バットは子どもの体に合っていないと、振りづらかったりケガの原因になったりします。
ここでは特に重要な3つのポイントを紹介します。

1.子どもの身長に合った「長さ」

バットは長すぎても短すぎても使いにくいもの。
一般的には、子どもの身長に合わせてバットの長さを選ぶのが基本です。

長さの確認の方法は3つあります。

  • バットを地面に立て、腰骨あたりまで高さがあるか
  • 胸の中央から指先とバットの長さが同じ
  • 腕の長さ(脇の下から指先まで)×1.3を目安

2.振り抜ける「重さ」

重さも大事なポイント。

初心者や低学年、筋力が弱い軽いバット
高学年や筋力がある人重いバット

重いバットは飛距離は出ますが、重すぎるとバットに振られてしまいます
筋力に対して軽すぎるバットは飛距離がでません。

3.手にしっくりくる「グリップの感覚」

グリップの太さや素材も重要です。
太すぎると握りにくく、細すぎると力が入りにくくなります。
実際に握ってみて、子どもの手にしっくりくる感覚のバットを選ぶことで、コントロールが良くなり、スイングも安定します。

バットの基本ポイント:バランスとグリップの選び方

バットを選ぶときに見落としがちな「バットバランス」「グリップ」について解説します。

バットバランスって何?

バットの重さの配分には大きく分けて3種類あります。

トップバランス

  • バットの重さが先端部分にあるタイプ
  • スイングにパワーが出るため、強い打球が打てる
  • パワーのある子でないとコントロールが難しい

ミドルバランス

  • バットの中心付近に重心があるタイプ
  • コントロールしやすく、扱いやすい
  • 幅広い選手に対応している
  • 人気のあるバランスタイプで、バットの種類も豊富

カウンターバランス

  • バットのグリップ寄りに重心があるタイプ
  • コントロール性が高い
  • 飛距離よりも、出塁率を上げるバッター向け
  • 少ない力で振り抜けるため、小柄な子どもでも扱いやすい
MIZUNO
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グリップの選び方も大事!

持ち手の太さや素材もバット選びの重要なポイント。
手にしっくりくるグリップを選ぶことで、握りやすさやコントロール力がアップします。
実際に握ってみて、子どもが使いやすい感覚のものを選びます。

少年野球 バット選び方 グリップ
  • グリップが細い:遠心力を使えるパワーヒッター向け。
  • グリップが太い:コントロールしやすいためアベレージヒッター向け。

分からない場合は、購入後にテープを巻いて太さを調整することも可能なので、迷ったら太すぎないものを選びます。

学年別おすすめバットの選び方

子どもの成長に合わせて、バットの選び方も変わってきます。
ここでは学年別におすすめのポイントを紹介します。

1~2年生(初めてのバットはここが大事!)

「軽さ」と「扱いやすさ」が最優先。
身長に合った長さで一番軽いバットを選びます。子どもが自然に振りやすいものを。
重すぎるとすぐに疲れてしまうので注意です。

3~4年生(少し本格的になってきたら)

体力もついてくるので、少し重さのあるバットでパワーが出せるものに挑戦
スイングの安定性を意識して選びます。

5~6年生(パワーやフォームに合わせた選び方)

重めのバットや素材にこだわってみるのもおススメ。
高学年では速い球を投げるピッチャーも増えてくるので、軽いとボールに当たっても押し負けて飛距離が出ません。なので、重いバットを使うことで飛距離を出すことができます

子どもの好みや使い心地を尊重しつつ、実際に振ってみて選ぶことが大切です。
また、野球に慣れてきたら高機能バット(ビヨンドマックスなど)を使ってみてもいいと思います。

わが子のバット選びの体験談

少年野球では、上の学年の子が使っていたバットを譲り受けることがあります。
わが子も、チーム内で先輩から頂いたバットがあり、「自分もその子のように上手になる!」という思いで、長く使い続けたことがあります。

また、仲間同士でバットを貸し借りしています。
その中で、「自分に合うバット」を探すことができるので、実際に使ってみることがバット選びの大切なポイントだと感じました。

子ども自身が「これが使いやすい」と感じることが、長く大切に使う秘訣です。
サイズや重さだけでなく、振り心地やグリップの感覚など、実際に手に取って確かめることをおすすめします。

わが子の使っているビヨンドマックスレガシー。
当たればめっちゃ飛ぶ!!
値段は高いけど・・・これで打てた時の快感は最高だと思います。
使うのは高学年になってからがおススメ!

よくあるQ&A|バット購入前の疑問を解決!

Q
ネット通販と店頭、どっちで買うのがおすすめ?
A

店頭で実際に触ってみるのが一番おススメですが、ネットでは品揃えが豊富で価格も安いことが多いです。
店頭で実際に見てから、気に入ったモデルをネットで買う方法もありです。

Q
高いバットの方がやっぱり良いの?
A

値段が高いほど良い素材や性能が期待できますが、子どもに合わないと意味がありません。
まずは子どもが握りやすいか、振りやすいかどうかを優先します。

Q
チームの先輩やコーチに相談しても大丈夫?
A

もちろん相談しましょう。
先輩やコーチの使ってきたバットがどんなバットか。どこが気に入って購入したのか。を聞いて参考にするのは大切なことです。

Q
ビヨンドバットが禁止になったって聞いたけど、買っても使えないの?
A

全日本軟式野球連盟のルールでは、

■学童部バットの使用制限
 安全面を考慮し、学童部(小学生)では、一般用(中学生~大人)バットのうち、打球部にウレタン、スポンジ等の素材の弾性体を取り付けたバットの使用を2025年より禁止する。なお、一般用バットであっても、上記以外の木製・金属製・カーボン製・複合(金属/カーボン)バットについては、使用制限を行わない。
注)軟式少年用バットの使用制限は行いません。

引用:公益財団法人 全日本軟式野球連盟

となっています。
なので、軟式の少年用のビヨンドバットは使用可能です。
少年用のバットは80㎝(まれに81㎝)以下のものです。
82㎝以上のバットは、一般用(中学生~大人)となるので注意が必要です。

まとめ|バット選びは「子どもが気に入る」ことが一番大切

バット選びは、サイズや重さ、素材だけでなく、バットバランスやグリップの感覚などポイントがいくつもあります。
一番大切なことは、子ども自身が「使いやすい!」と感じるバットを見つけることです。

体験談にも記載しましたが、チームメイトとバットを貸し借りしたり、実際に振ってみたりして自分に合うバットを見つける過程が、自分で考える成長につながります。

予算や好みに合ったバットを探すときに、親自身もバットの知識を頭に入れておくと、子どもにアドバイスができ、どんなバットがいいか目安ができますね。

店頭で実際に触れてみたり、ネット通販の口コミも活用しながら、納得のいくバットを見つけてください。

また、好きな野球選手のモデルのバットを使うのもおススメです。
子どもも憧れの選手になりきった気分で打てるので、練習のモチベーションも上がりますよ^^

この記事で紹介したチェックポイントや学年別の選び方を参考にしてみてくださいね。
下記はバット選びの早見表です。
参考にする場合は身長を目安に見てください。

 

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