【少年野球】試合中、母が『?』になるルール ~タッチアップ~

ルール

我が家には小5、小3、年少の3人の男の子がいます。
そのうち、上の2人はスポ少で野球部に所属しています。

子供が頑張っている姿を見ると、親も応援したくなります。
試合に出ていると見に行きたくなります。

試合を見に行くけど、野球未経験の母にはルールがまったく分からず。
野球は【打って、走って、ホームに戻ってこればいい。】
くらいにしか考えてなかったので、たくさんあるルールに驚きました。

母達が試合で見ていて「?」になるルールを分かりやすく説明していきたいと思います。
ルールを覚えて野球が分かるようになってくると、試合を見ていても楽しくなりますよ^^

タッチアップってなに??

タッチアップは外野手がフライやライナーをキャッチした直後、ランナーが塁を離れて次の塁へ進むことです。
このとき、バッターはアウトになります。

バッターがフライを打ったあとは、

ほかの塁にいたランナーは走っていいんじゃないの?

と思いますが、
外野手がボールを落とした場合は自由に走れますが、フライをキャッチする可能性が高いときは、元にいたベースを踏んでおく必要があります
キャッチする前に、次の塁に走ろうとしていたとしても、元のベースに戻らないといけません

外野手がフライをキャッチした後であれば、ランナーは次の塁へ進むことができるのです

この際、ランナーがボールをキャッチする少し前にスタートしてしまった場合、守備側から審判へ主張され、審判が判定します。
実際に外野手がキャッチする前にベースを踏まず次のベースは行ってしまえば、アウトになります。

タッチアップは状況により出来る場合と出来ない場合があります。
分かりやすく説明していきます。

ランナーが3塁。ノーアウトまたは1アウト

ランナー3塁でノーアウトもしくは1アウトの状況でタッチアップがよく行われます。

上記の状況で、バッターが外野にフライを打ち上げてアウト※1になってしまっても、外野手がボールをキャッチした後には、3塁ランナーはタッチアップでの進塁が可能になり、ホームベースを踏めると1点入ります。
※1この場合、バッターはアウトですが、3塁ベースにいたランナーがホームベースに戻り1点取れたときは、犠牲フライと言います。

ランナーが2・3塁。ノーアウトまたは1アウト

タッチアップにランナー制限はありません。
この場合、ライト方向に飛距離のあるフライが飛べば、2塁、3塁ベースのランナーは進塁の成功率があがります。
成功すれば、1点入り、2塁ベースにいたランナーは3塁ベースにいるので有利になります。

ランナー満塁。ノーアウトまたは1アウト

ランナーが満塁の場合でもタッチアップは可能です。
ただし、状況判断が必要になります。
外野フライが飛んだ場所やボールの飛距離がを見極めないといけません。
ライト方向の深いフライは進塁しやすくなります。

Q
ランナーがホームベースに帰ってきたけど、1塁ランナーが2塁でアウトになったら、得点は入るの?
A

この場合は1塁ランナーのアウトの状況によります。
3塁ランナーがそのアウトより早くホームベースに帰ってきていれば得点が入ります。
1塁ランナーのアウトの方が早ければ、得点は認められません。

2アウトの場合

ツーアウトの場合は、タッチアップできません。
外野手にフライをキャッチされた時点で3アウトでチェンジとなります。

タッチアップの注意点

基本的なこと
各ランナーは元の塁を踏んでいる
必ずキャッチした瞬間に進塁する

・外野手の肩がとても強く送球力も鋭く正確
・ランナーの走りが遅い
・外野フライでも飛距離がない

このような場合は、アウトになる可能性があります。

まとめ

タッチアップの意味をなんとなくでも分かっていただけましたか?
タッチアップは少年野球でもよく行われるプレーです。

特に3塁にランナーがいる場合に多く行われるので、外野にフライが上がって、子供が走ってない場合でも「なぜ走らないの?!」と思わずに、タッチアップを狙っているんだな。と思ってください。
以前の私はそうでした(笑)

バッターの選手もフライでアウトになってしまっても、味方のために自分がアウトになっているので、ほめてあげてくださいね^^

※このブログは少年野球を応援する母の目線から書いたものです。野球に詳しい方の理解と違う場合があります。

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