【少年野球】ショートに必要な動き方!

少年野球

子供がショートのポジションに選ばれた!!
でも、野球未経験の母には、わが子がショートを守ることになっても、どんな動き方が合っているのか分からない!!!
ショートは内野の要と言われるほど重要なポジションです。
わが子がショートに選ばれたら誇りを持ってくださいね^^

そんな母のために、簡単にショートの基本を押さえておきたいと思います。

野球のポジションには9つあります。
それぞれのポジションにはどんな役割があってどんな動きが必要なのか。

今回はショートに絞って分かりやすく説明していきます。

ショートの基本

守備範囲

ショートの守備位置は2塁ベースと3塁ベースの間です。

右バッターであればサードよりに、
左バッターであれば2塁ベースよりに構えるよ。

とにかく守備範囲が広いです。
ピッチャー後方の打球から、3塁ベース後方、2塁ベース後方、センター前からレフト前まで、動き回らなければいけないポジションです。

肩の強さ

ショートはバッターや一塁ベースから離れた場所を守っているので、必然的に送球距離が長くなり、バッター走者をアウトにする時間的余裕が少ないポジションです。

そのため、2,3塁間でボールをキャッチし、多少体制が崩れたとしても、ファーストまで確実に送球できる肩の強さが必要になってきます。

体力が必要

ショートの守備位置は主に2塁と3塁付近で、センターの手前からサードの後方までの打球を処理しないといけないので、その守備範囲は非常に広いです。
ショートはベースカバーや2塁ランナーのけん制、ポジション取りなど、1球ごとに激しく動き回っています。
ショートの運動量は他の守備より多くなります。

常に動き回らなければいけない体力も重要です。

打球の処理

ショートにはゴロやフライがよく飛んできます。
そのゴロを早くキャッチし、送球しなければいけません。

サード周辺の打球からセカンド周辺の打球、さらに外野のレフトやセンターの間に落ちそうな打球まで追いかけます。

カバーリング力

左バッターの場合はショートが2塁ベースのカバーに入ります。

キャッチャーからピッチャーへの返球のカバーも必要です。

サードが打球を捕るために飛び出した場合は3塁のベースカバーにも入らなければいけません。
サードが捕れると思った打球に対しても、サードがエラーした時の事を考えて、カバーにいきます。

中継者

ショートの後方には、レフトやセンターがあります。レフトやセンターの間を抜ける打球が飛んだ時など、ショートは一緒に追いかけ、中継プレーに入ります

ショートの役割

難しい打球への対応

ショートは内野手の中でも難しいゴロやフライが飛んでくることも多いです。
サードとショートの間に飛んできたボールやセカンドとショートの間のボールも動きながらキャッチしなければいけません。
ゴロが飛んできた場合はショートバウンドでも対応し素早くキャッチして正確な送球が必要です。

【ランナー2塁の時】キャッチャーからの送球

ランナーが1塁にいて、盗塁が行われた場合、キャッチャーが2塁ベースへ送球をします。左バッターの場合は、ショートが2塁ベースに入り、キャッチャーからの送球を受けます。

ランナーが2塁にいる場合は、2塁ランナーのリードを短くするため、2塁ベースの近くに位置取りします。キャッチャーからのけん制時にすぐに2塁ベースに入れるようにします。

まれに、2塁ベースに送球するかしないかをショートがキャッチャーに合図を出す場合もあります。

【ランナー2塁の時】ピッチャーからのけん制球

ランナーが2塁で左バッターの場合のみ、ショートが2塁ベースに入り、ピッチャーの牽制球を受けます。

レフトやセンターに飛んだ打球の中継に入る

レフトやセンター周辺に飛ぶような長打の場合は、外野から返球するための中継者の役割も果たします。

この時に、ランナーがどのベースを走っているか確認しながら中継に入り、外野手からホームベースの直線上に入らないといけません。
そして、キャッチしたあとすぐにボールをどの場所に送球するのか判断する必要があります。

ダブルプレー

高学年になってくるとダブルプレーを見られる事があります。

1塁にランナーがいる場合、セカンドゴロが飛んだ時は、ショートが2塁ベースにはいります。

セカンド(打球をキャッチ)→ショート(2塁で走者をアウト)→ファースト(打者のアウト)
でダブルプレーを決めます!!

守備の中心としての声出し

ショートは守備の中でも最も技術が必要なポジションです。

そして、守備の中心としてチーム内に指示を出すポジションでもあります。
野球の事をよく知っていないといけないですね。

まとめ

ショートは最も高い守備技術が要求されるポジションです。

体力はもちろんのこと、肩の強さや、上手なグローブさばきやカバー力、ダブルプレーに入るなど、その時々の状況判断を瞬時にする必要があります。

総合的な力を持っている事が必要という事ですね^^

※このサイトは少年野球を応援する母が書いたものです。野球に詳しい方の理解と違う場合があります。

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